アンジェリークを色々語る
初代アンジェリークが今年フルリメイクされるそうなので、
勝手に紹介を兼ねて色々語ってみました。
★アンジェリークってどんなゲーム?★
女王候補に選ばれた主人公アンジェリークを操作して
ライバルの女王候補ロザリアと女王試験で競っていく恋愛シミュレーションゲーム。
その時期のときメモとかの恋愛ゲームらしく、システムはSLGで、
今の乙女ゲーに一番多いノベルゲータイプの恋愛AVGではありません。
試験の内容は女王に仕える9人の守護聖の力を借りて大陸を育成することです。
その過程で守護聖との親密度を上げて、
貢がれたり、守護聖との恋愛エンディングを迎えたり、
フッたり、フラれたり、「私一人の女王になってくれ」と言われたり、
試験に勝って女王になったりするゲームです。
勝手に紹介を兼ねて色々語ってみました。
★アンジェリークってどんなゲーム?★
女王候補に選ばれた主人公アンジェリークを操作して
ライバルの女王候補ロザリアと女王試験で競っていく恋愛シミュレーションゲーム。
その時期のときメモとかの恋愛ゲームらしく、システムはSLGで、
今の乙女ゲーに一番多いノベルゲータイプの恋愛AVGではありません。
試験の内容は女王に仕える9人の守護聖の力を借りて大陸を育成することです。
その過程で守護聖との親密度を上げて、
貢がれたり、守護聖との恋愛エンディングを迎えたり、
フッたり、フラれたり、「私一人の女王になってくれ」と言われたり、
試験に勝って女王になったりするゲームです。
★どの機種でプレイできる?★
無印は1994年9月23日のスーファミ版が最初で、
後に少しだけ音声付きのGBA版や携帯用アプリもあります。
「Special」がついた「アンジェリークSpecial」は
声優さんの声やアニメムービーなどが追加された強化バージョンで、
PC-FX、セガサターン、プレステ、Windows 95で出ました。
「アンジェリーク デュエット」はライバルのロザリアも主人公として操作できて、
様々なイベントが追加されて、グラフィックも一新された強化リメイクバージョンで、
セガサターン版と、プレステ版と、音声無しのDS版があります。
今、初代をやろうとすれば、基本的に「デュエット」が一番内容が豊富でいいのですが、
「デュエット」はアニメムービーの作画崩壊がひどくてひどくて爆笑もんw
「Special」のアニメムービーのほうが綺麗ですw
私が最初にやったのはスーファミ版で、
後にセガサターンの「Special」と「デュエット」をやりました。
台湾で発売された中国語版も少しやりました。
ちなみに中国語版はPC版「アンジェリークSpecial」のローカライズ化で、
「安琪莉可 女王之路」というタイトルです。
★大昔のゲームだけど意外と簡単★
ゲーム内容は大陸育成とは言っても、本格的な育成シミュレーションじゃなくて、
結構シンプルなもので、守護聖に育成の依頼をして、何種類かの力を大陸に注げばいい。
9つの力があるといっても、バランスは気にする必要が無いし、
「民の望み」のデータとかなんとかはあるけど、全然気にしなくてもできるし、
良く言えば単純明快、悪く言えばぬるい育成システムです。
結局、守護聖達との親密度を上げるのが一番重要で、
とにかく過半数の守護聖と親密になれば、もうオールオッケー。
親密度が高い守護聖は依頼してなくても力を貢いでくれたり、
相手への妨害を勝手にやってくれるので、とにかく人望が大事ですねw
★恋愛イベントについて★
恋愛イベントは今から見ればアッサリしすぎて短いですが、
アンジェリークは紙芝居ゲーじゃないから、
イベントがアッサリなのはある意味当然で、
だらだらと長いイベントを見せられても仕方ありません。
(ときメモGSも、一つ一つのイベント自体は短いからねw)
ただアンジェリークは甘いだけじゃなく、デートがプレイヤーへの試練タイムw
公園デートでは人間関係に関する質問、大陸の人口の質問など、
色んな質問を守護聖に聞かれることになりますw
守護聖の思考パターン(ゲームスタートするたびに違う)や
育成状況を把握しておかないと、答えられない。
間違った答えをすると、デートは即終了ですw
全部正解して、最後までデートをすると、
3パターンくらいのちょっとしたイベントがあって、
寒かったり気持ち悪かったりするくらいな甘い台詞を守護聖が言ってきますw
まあ、大体は主人公を褒めるとかですね。
個人的に、そのイベントが良くて見たいというよりも、
デートを最後まで突破した!という達成感がいいですね。
その達成感、苦労があったこそ、より嬉しく感じるものだと思いますw
その辺はとにかくボタンを押してストーリーを見ていくだけの
紙芝居ゲーでは味わえないものですね。
★チキンなプレイヤーにも配慮★
個人的にやはり公園デートがスリルあって面白いのですが、
途中でデート終了が嫌なプレイヤーもいるでしょう。
このゲームはもう1つ、そういうプレイヤー用の森の湖デートがありますw
こっちは質問がまったく無くて、とくになにも無くて、
行ってすぐ帰ってもOKな簡単な作業ですw
森の湖は重要な恋愛イベントと告白用で、
普段行っても、本当に何も無く終わる超アッサリなデートになります。
結局、一度も公園デートをしなくても、攻略できちゃうので、
デートも簡単でラクなゲームですよw
★相性システムも実は…★
各守護聖とは親密度のほかに、相性というものがあって、
相性はつまり親密度の上がりやすさであり、
星座と血液型でどの守護聖と相性がいいか決まります。
目当ての守護聖との相性が高くなるように、
星座と血液型を偽ったプレイヤーもいたでしょう…w
ゲーム中では、占いの館で相性を上げることができます。
9股プレイとか、特殊なプレイをしてなければ、
相性を上げなくても、別に全然攻略できるんですよ。
だから、目当ての守護聖との相性が死んでなければ、
相性もそこまで気にする必要はありません。
★初心者の小学生も、やり込みゲーマーも★
育成は民の望み無視でできるし、デートは簡易な森の湖デートで済むし、
相性も別に気にしなくてもいいし、もう何も気にしなくてもいいw
このゲームは本当に適当にやってもできちゃう簡単なゲームだな!w
でもそれがいい。プレイの幅が広いから。
気軽な気持でもできるし、9股プレイや全員振りプレイみたいなやり込みもできる。
しかし簡単だ簡単だって言うけど、
わたし、初プレイの小学生五年生の時(日本語が殆どわからなかった時)は
人口がライバルに惨敗したことがありますw
やっぱりあの4週に1回の定期審査で勝たないときついですw
でもそんな日本語がわからない小学生の私でも、
水の守護聖リュミエールとの恋愛エンディングを見ましたw
私の星座と血液型では、リュミとの相性が一番いいので、流れでそうなったw
あと、その時期は幽遊白書の蔵馬が好きだったので、
中性的なリュミも結構好きでしたw
今一番好きな緑の守護聖マルセルは、私が小学生の当時は
(相性的に)いつもライバルのロザリア側に付いていましたw
これが恋愛ゲームだと知らなくて大陸に建物を建てるゲームだと思ってた小学生の私は
リュミエールが一番印象良かったですが、
中学生の時、これが女性向け恋愛ゲームだと知って改めてプレイした時は
マルセルが一番外見的にツボでしたね。
とりあえず、アンジェリークは日本語がわからない外国人の小学生でも
恋愛エンディングを見れたくらいの難易度であるとお分かりいただけたと思いますw
本当、恋愛エンディングを見るだけなら、誰でもできると思いますw
その点でも、ときメモGSより全然易しいですねw
もっと後になってから、DS版の初代とかをやろうとした時は
自分で目標を立ててやりますね。
個人的にやはり全員振ってからの女王即位プレイが一番好きですねw
攻略対象をフれる乙女ゲーも、実は結構少数なんですよ。
ルートを決めて攻略する紙芝居乙女ゲーのが多いですからね。
工夫次第で全股ができるゲームのほうがやはり私は好きだなー
アンジェリークは、最初から試験そっちのけて
1人の恋愛エンディングを目指すことも簡単にできるし、
真面目に試験に望むこともできるし、全股もできるし、
やはり面白いゲームだなぁーと思います。
★アンジェリークはやはり、ときメモGSのようなSLG★
育成を作業だと思って面白く思えない、
全股とかそういう自由度は別にいらないって人もいるでしょうね。
乙女ゲーをやる時のモチベーションや目的、乙女ゲーに求めるものが
私とは根本的に違う気がします。
私は自由度や面白さが欲しい。それが萌えに繋がる。
システムが悪いと、やってる時の気分が害されて、キャラにも萌えなくなる。
基本的に私は色々試せる・遊べるゲームがやりたい。
でも現在の乙女ゲーマーは萌えシナリオ・萌えキャラを堪能したい、
ということでしょうか。まあ、私のほうはゲーマーの意見で、
「乙女」として間違ってると思いますがw
私にとって:
システムが凝ってる恋愛SLG
→攻略過程が楽しい。達成感がある面白いゲーム。おまけに萌える。
紙芝居ゲー
→自分の偏った好みに合致してなければ興味無いから、
あまり興味あるのが無い。完全に趣味や欲望のためだけにやる。
作業嫌いな乙女ゲーマーにとって:
システムが凝ってる恋愛SLG
→作業が面倒くさい。苦労するわりに萌えるとは限らない。
萌えキャラのために我慢して作業する。
紙芝居ゲー
→手軽に萌える。苦労なく物語を堪能できて萌えられる。
次々と色んな乙女ゲーで萌えたい時にいい。
まあ、初代アンジェリークは本当に
小学生でも恋愛エンディング迎えられる
クソ簡単な恋愛SLGなんですが、
最初から男全員が主人公にやさしいような乙女ゲーじゃなくて、
最初の親密度が低い時は結構淡泊で、
地道に毎日会って育成を依頼して・お話して親密度の数値を上げるという
作業過程がどうしてもあるから、ダメな人はやはりダメなんでしょうね。
★フルリメイクとは一体...★
さて、そんな初代アンジェリークがフルリメイクされるという情報が
昨年末の私を震撼させたのですが…w
でも考えてみれば、20週年の今年にリメイクされないと、
たぶんもう永久にリメイクされないと思うので、妥当ですねw
ラストチャンスですね。
リメイクは嫌だ、PSPへの移植か、アーカイブス化が欲しいという意見もあるようですが
個人的に、オリジナル版は今でもPCとかできるし、
別に移植やアーカイブス化されても…意味が無いですね。
フルリメイク版アンジェリークがそこそこの結果を出せば、
移植もアーカイブス化も勝手にされるんじゃないかなw
でも気になるのは、「フルリメイク」とは如何なるものか...
なぜ「リメイク」じゃなくて「フルリメイク」と書いたのか...
単純に「デュエット」が「リメイク」だから
今回は「フルリメイク」ということだろうかw
それならいいけど、もし、色々徹底的に変わる
という意味での「フル」だったら、心配ですね。
個人的に、一番心配なのは、
根底のSLGというゲームジャンルが変わらないかどうか。
ただの紙芝居になったアンジェリークはアンジェリークとは言えないな。
魔恋の六騎士は紙芝居ですが、あれは外伝のスピンオフ小説のスピンオフだから別にいいw
本編のアンジェリークがSLGじゃないことは一度もありません。
でもなー、コルダシリーズの紙芝居化の例があるからねー
今回のアンジェリークはどうなるか...
ネオアンジェリークも当初はアンジェリークの新作扱いで、ジャンルはAVGになったからね...
今のネオロマはもうSLGなんて作る気、ないんじゃないですかね?
いくら今の乙女ゲーマーが作業ゲー嫌いでも、
ときメモGS3はAVGにならなかったじゃないですか。
アンジェリークが紙芝居ゲーになったらもうオワリですよ。
いくらなんでも...うーん、初代はまあ、舞台設定や大筋のストーリーはありますが、
守護聖との物語というか、シナリオらしいシナリオが特に無いですから、
紙芝居ゲーにするとしたら、大幅に新規シナリオを書下ろさなければならないから、
やらないとは思いますけどね...
次に心配なのが声が変わらないどうかですね。
これは世の乙女ゲーマーの多くが気になることじゃないかな?
SLGかどうかを気にする人は少ないけど、
キャストを気にする乙女ゲーマーは多いですよね。
まあ、私は普段はそこまでキャストを気にしないけど、
元々あった声が変わるのがやはりね...
しかも、もう20年も同じ声なのに、急に変わるのはね...
優希比呂さんの声じゃないマルセルは果たしてマルセルなのか...
絵に関しては、個人的にまったく気にしないですね。
私のような素人でもわかるくらいひどい絵じゃなければいいという感じです。
でも絵師にこだわる人も結構いるようですね。
はたしてどうなるか...
★フルリメイクへの期待★
とりあえず何といっても、私はゲームシステムが心配ですね。
いくら今の乙女ゲーの主流が
絵と声とシナリオだけで勝負する簡単な紙芝居ゲーだからと言って、
アンジェリークのフルリメイクもそれに合わせて、
今風の絵.流行りの声優.シナリオだけを楽しむ簡単な紙芝居ゲーにして、
そういうゲームと同じ土俵で戦おうとしても、無駄だと思うんですよw
例えば、うたプリのアニメが好きな層がアンジェリークのキャラに興味を持つとは思えないしw
結局アンジェリークは元々古いゲームだから、古臭くならないわけがないですw
オトメイトの紙芝居ゲー「アンジェリーク 魔恋の六騎士」も全然売れてないしね。
ときメモGSのように、
普段乙女ゲーばかりやってるような乙女ゲーマーだけじゃなくて、
どうぶつの森をやるような、一般寄りの女性もやる乙女ゲームを目指したほうが
アンジェリークには合ってるんじゃないかな...
それならゲーム性は有ったほうがいいと思いますけど。
いかに、昔一度でもアンジェをやったことがある人に
興味を持たせるか、というのも重要じゃないかな。
あと、Special2のように、難易度設定ができるといいなぁ
初心者は手軽なイージーモードで、
経験者はハードモードでプレイできる、みたいな。
(ときメモGSも搭載すべきだと思う)
根本的な遊び方と声が変わってなければ、
あとはどんなに変わっても、どんな新システムが追加されてもいいです。
アンジェリークの本編のシリーズは全部SLGで、
毎回、守護聖の力を借りてなにかを育成するゲームですけど、
毎回育成のシステムは違いますからねw
★ついでにアンジェ本編シリーズのゲームシステムについて語る★
まずはSpecial2。これは完全に初代のパワーアップ版のシステム。
「GS1→GS2」みたいな感じです。
無印の後の物語で、新たな女王試験の話で、主人公もライバルも変わった。
育成のシステムに安定度の概念が加わり初代に比べてちょっとだけ複雑になった。
あと最初のライバルとの会話で難易度が設定でき、
ハードモードが本当にハードでした。
あと主人公の性格を元気、温和、勝気の三つから選べて、
重要な恋愛イベントでの会話がその性格専用です。
このシステムがいちばん好きでした。
あとキャラとキャラとの関係性に関する会話が細かい。
仲が悪い守護聖達を仲良くさせることができる!つまり人間関係を裏で操作できるw
初代は超シンプルなので、個人的に、Special2が一番洗練されてて好きです。
シンプルはシンプルなりの良さがありますがw
次は本編第3作のトロワ。トロワはPS2なので、いろいろ前作から進化しました。
「遥か2→遥か3」みたいな感じかな。
攻略対象が16人もいるのに、イベント、台詞の量が半端じゃない!
絶対一回のプレイでは全部見れない。ときメモGSと同じボリューム感ですね。
でもすごくぬるーくて簡単になりました。ライバルがいなくなって、
決められた日数で育成のノルマを達成できるかどうかだけです。
決められた日にエンディングを迎えるので、自由度がさがった。
時間的に、どうしても全股ができなくなったのですw
あと正直、時々入るメインストーリーのイベントがつまらない上にちょっと長い。
そして初見プレイヤーには不親切で理解しにくいのであまりお勧めできない。
やはりアンジェリークはシナリオで勝負しちゃいかんw
育成のシステムは合体育成(?)で建てた建物が面白い。
でもライバルが居ないので本当に達成感が無い...
トロワの良さや特徴はやはりデートに関するシステムだと思いますw
日曜日のデートのあの主人公と男性キャラのポリゴンが
並んで歩くシステムは結構新しかったと思いますw
私はポリゴン賛成派で、このゲームのポリゴンは動きを見る用で、
アップにはならなくて、普段は2Dの立ち絵が出るので、いいと思います。
このデートのシステムはがんばった感があって好きだなぁw
DS版GS2が大接近モードを追加したみたいに、
とにかく目新しいデートシステムを作ろうとしたのがいいと思いますw
あと実はトロワのデートが一番ネタ選択肢が多くて面白かったです!
相手の反応も面白い。ときメモGSのデート選択肢並に面白いのが多い。
そういうのを求めてる私にとっては、トロワのデートの選択肢が一番秀逸ですね。
そして最後の本編ゲーム、エトワール。
ゲームシステムのリッチ感がなくなって、トロワから退化しました。
「遙か4→遙か5」のような感じです。
原点に回帰などと書いていたけど、単純にコスト削減されたと思いますw
育成もライバルがなくて簡単ですが、育成するにつれて、
その星の発展していく様が見られるところはいいと思います。
トロワは新しいデートシステムがあったけど、
エトワールは...昔みたいな、選択肢を間違えると終了、のシステムに戻った。
まあ、そんなに悪くはないのですが...トロワのデートシステムを
もっと進化させたのがよかったな。もっと臨場感あるものにするとか。
エトワールはエンディングのアニメムービーがものすごくきれいです。
ゲームシステムは普通w 一番のガッカリポイントは、
たぶんライターが変わったからだろう。キャラクターの口癖とか残ってなくて、
一部のキャラがなんか違う人になったことですw
そしてデートの台詞とか、内容が楽しいという印象があまり無いw
トロワはたとえば星見の塔に色んな占いがあってネタ選択肢があって楽しかったのですが...
全体的にSpecial2のシステムが一番好きで、
トロワのデート選択肢のセンスとデートシステムのがんばった感が好きですw
やはり2からトロワまでがアンジェリークの全盛期でしたなw
その間の外伝RPG「アンジェリーク 天空の鎮魂歌」も、
RPGとしては凡作以下ですがw キャラクターゲームとしては最高にすごいんじゃないかな
好きなキャラだけでパーティを組めるし、
特殊な状況で、色んなところに行けて、恋愛イベントも特徴的で豊富だし、
エンディングも全員きれいなアニメムービーがあって、台詞も結構いいしね。
今思えば、RPGの乙女ゲーでは、これが全体的に一番いいゲームだと思いますw
乙女ゲーが外伝でちゃんとしたRPGを作るなんて、今はもうなかなか無いでしょう...
だらだらといっぱい書きすぎた...
とにかくアンジェリークのフルリメイクの情報に注目していきたいと思います。
無印は1994年9月23日のスーファミ版が最初で、
後に少しだけ音声付きのGBA版や携帯用アプリもあります。
「Special」がついた「アンジェリークSpecial」は
声優さんの声やアニメムービーなどが追加された強化バージョンで、
PC-FX、セガサターン、プレステ、Windows 95で出ました。
「アンジェリーク デュエット」はライバルのロザリアも主人公として操作できて、
様々なイベントが追加されて、グラフィックも一新された強化リメイクバージョンで、
セガサターン版と、プレステ版と、音声無しのDS版があります。
今、初代をやろうとすれば、基本的に「デュエット」が一番内容が豊富でいいのですが、
「デュエット」はアニメムービーの作画崩壊がひどくてひどくて爆笑もんw
「Special」のアニメムービーのほうが綺麗ですw
私が最初にやったのはスーファミ版で、
後にセガサターンの「Special」と「デュエット」をやりました。
台湾で発売された中国語版も少しやりました。
ちなみに中国語版はPC版「アンジェリークSpecial」のローカライズ化で、
「安琪莉可 女王之路」というタイトルです。
★大昔のゲームだけど意外と簡単★
ゲーム内容は大陸育成とは言っても、本格的な育成シミュレーションじゃなくて、
結構シンプルなもので、守護聖に育成の依頼をして、何種類かの力を大陸に注げばいい。
9つの力があるといっても、バランスは気にする必要が無いし、
「民の望み」のデータとかなんとかはあるけど、全然気にしなくてもできるし、
良く言えば単純明快、悪く言えばぬるい育成システムです。
結局、守護聖達との親密度を上げるのが一番重要で、
とにかく過半数の守護聖と親密になれば、もうオールオッケー。
親密度が高い守護聖は依頼してなくても力を貢いでくれたり、
相手への妨害を勝手にやってくれるので、とにかく人望が大事ですねw
★恋愛イベントについて★
恋愛イベントは今から見ればアッサリしすぎて短いですが、
アンジェリークは紙芝居ゲーじゃないから、
イベントがアッサリなのはある意味当然で、
だらだらと長いイベントを見せられても仕方ありません。
(ときメモGSも、一つ一つのイベント自体は短いからねw)
ただアンジェリークは甘いだけじゃなく、デートがプレイヤーへの試練タイムw
公園デートでは人間関係に関する質問、大陸の人口の質問など、
色んな質問を守護聖に聞かれることになりますw
守護聖の思考パターン(ゲームスタートするたびに違う)や
育成状況を把握しておかないと、答えられない。
間違った答えをすると、デートは即終了ですw
全部正解して、最後までデートをすると、
3パターンくらいのちょっとしたイベントがあって、
寒かったり気持ち悪かったりするくらいな甘い台詞を守護聖が言ってきますw
まあ、大体は主人公を褒めるとかですね。
個人的に、そのイベントが良くて見たいというよりも、
デートを最後まで突破した!という達成感がいいですね。
その達成感、苦労があったこそ、より嬉しく感じるものだと思いますw
その辺はとにかくボタンを押してストーリーを見ていくだけの
紙芝居ゲーでは味わえないものですね。
★チキンなプレイヤーにも配慮★
個人的にやはり公園デートがスリルあって面白いのですが、
途中でデート終了が嫌なプレイヤーもいるでしょう。
このゲームはもう1つ、そういうプレイヤー用の森の湖デートがありますw
こっちは質問がまったく無くて、とくになにも無くて、
行ってすぐ帰ってもOKな簡単な作業ですw
森の湖は重要な恋愛イベントと告白用で、
普段行っても、本当に何も無く終わる超アッサリなデートになります。
結局、一度も公園デートをしなくても、攻略できちゃうので、
デートも簡単でラクなゲームですよw
★相性システムも実は…★
各守護聖とは親密度のほかに、相性というものがあって、
相性はつまり親密度の上がりやすさであり、
星座と血液型でどの守護聖と相性がいいか決まります。
目当ての守護聖との相性が高くなるように、
星座と血液型を偽ったプレイヤーもいたでしょう…w
ゲーム中では、占いの館で相性を上げることができます。
9股プレイとか、特殊なプレイをしてなければ、
相性を上げなくても、別に全然攻略できるんですよ。
だから、目当ての守護聖との相性が死んでなければ、
相性もそこまで気にする必要はありません。
★初心者の小学生も、やり込みゲーマーも★
育成は民の望み無視でできるし、デートは簡易な森の湖デートで済むし、
相性も別に気にしなくてもいいし、もう何も気にしなくてもいいw
このゲームは本当に適当にやってもできちゃう簡単なゲームだな!w
でもそれがいい。プレイの幅が広いから。
気軽な気持でもできるし、9股プレイや全員振りプレイみたいなやり込みもできる。
しかし簡単だ簡単だって言うけど、
わたし、初プレイの小学生五年生の時(日本語が殆どわからなかった時)は
人口がライバルに惨敗したことがありますw
やっぱりあの4週に1回の定期審査で勝たないときついですw
でもそんな日本語がわからない小学生の私でも、
水の守護聖リュミエールとの恋愛エンディングを見ましたw
私の星座と血液型では、リュミとの相性が一番いいので、流れでそうなったw
あと、その時期は幽遊白書の蔵馬が好きだったので、
中性的なリュミも結構好きでしたw
今一番好きな緑の守護聖マルセルは、私が小学生の当時は
(相性的に)いつもライバルのロザリア側に付いていましたw
これが恋愛ゲームだと知らなくて大陸に建物を建てるゲームだと思ってた小学生の私は
リュミエールが一番印象良かったですが、
中学生の時、これが女性向け恋愛ゲームだと知って改めてプレイした時は
マルセルが一番外見的にツボでしたね。
とりあえず、アンジェリークは日本語がわからない外国人の小学生でも
恋愛エンディングを見れたくらいの難易度であるとお分かりいただけたと思いますw
本当、恋愛エンディングを見るだけなら、誰でもできると思いますw
その点でも、ときメモGSより全然易しいですねw
もっと後になってから、DS版の初代とかをやろうとした時は
自分で目標を立ててやりますね。
個人的にやはり全員振ってからの女王即位プレイが一番好きですねw
攻略対象をフれる乙女ゲーも、実は結構少数なんですよ。
ルートを決めて攻略する紙芝居乙女ゲーのが多いですからね。
工夫次第で全股ができるゲームのほうがやはり私は好きだなー
アンジェリークは、最初から試験そっちのけて
1人の恋愛エンディングを目指すことも簡単にできるし、
真面目に試験に望むこともできるし、全股もできるし、
やはり面白いゲームだなぁーと思います。
★アンジェリークはやはり、ときメモGSのようなSLG★
育成を作業だと思って面白く思えない、
全股とかそういう自由度は別にいらないって人もいるでしょうね。
乙女ゲーをやる時のモチベーションや目的、乙女ゲーに求めるものが
私とは根本的に違う気がします。
私は自由度や面白さが欲しい。それが萌えに繋がる。
システムが悪いと、やってる時の気分が害されて、キャラにも萌えなくなる。
基本的に私は色々試せる・遊べるゲームがやりたい。
でも現在の乙女ゲーマーは萌えシナリオ・萌えキャラを堪能したい、
ということでしょうか。まあ、私のほうはゲーマーの意見で、
「乙女」として間違ってると思いますがw
私にとって:
システムが凝ってる恋愛SLG
→攻略過程が楽しい。達成感がある面白いゲーム。おまけに萌える。
紙芝居ゲー
→自分の偏った好みに合致してなければ興味無いから、
あまり興味あるのが無い。完全に趣味や欲望のためだけにやる。
作業嫌いな乙女ゲーマーにとって:
システムが凝ってる恋愛SLG
→作業が面倒くさい。苦労するわりに萌えるとは限らない。
萌えキャラのために我慢して作業する。
紙芝居ゲー
→手軽に萌える。苦労なく物語を堪能できて萌えられる。
次々と色んな乙女ゲーで萌えたい時にいい。
まあ、初代アンジェリークは本当に
小学生でも恋愛エンディング迎えられる
クソ簡単な恋愛SLGなんですが、
最初から男全員が主人公にやさしいような乙女ゲーじゃなくて、
最初の親密度が低い時は結構淡泊で、
地道に毎日会って育成を依頼して・お話して親密度の数値を上げるという
作業過程がどうしてもあるから、ダメな人はやはりダメなんでしょうね。
★フルリメイクとは一体...★
さて、そんな初代アンジェリークがフルリメイクされるという情報が
昨年末の私を震撼させたのですが…w
でも考えてみれば、20週年の今年にリメイクされないと、
たぶんもう永久にリメイクされないと思うので、妥当ですねw
ラストチャンスですね。
リメイクは嫌だ、PSPへの移植か、アーカイブス化が欲しいという意見もあるようですが
個人的に、オリジナル版は今でもPCとかできるし、
別に移植やアーカイブス化されても…意味が無いですね。
フルリメイク版アンジェリークがそこそこの結果を出せば、
移植もアーカイブス化も勝手にされるんじゃないかなw
でも気になるのは、「フルリメイク」とは如何なるものか...
なぜ「リメイク」じゃなくて「フルリメイク」と書いたのか...
単純に「デュエット」が「リメイク」だから
今回は「フルリメイク」ということだろうかw
それならいいけど、もし、色々徹底的に変わる
という意味での「フル」だったら、心配ですね。
個人的に、一番心配なのは、
根底のSLGというゲームジャンルが変わらないかどうか。
ただの紙芝居になったアンジェリークはアンジェリークとは言えないな。
魔恋の六騎士は紙芝居ですが、あれは外伝のスピンオフ小説のスピンオフだから別にいいw
本編のアンジェリークがSLGじゃないことは一度もありません。
でもなー、コルダシリーズの紙芝居化の例があるからねー
今回のアンジェリークはどうなるか...
ネオアンジェリークも当初はアンジェリークの新作扱いで、ジャンルはAVGになったからね...
今のネオロマはもうSLGなんて作る気、ないんじゃないですかね?
いくら今の乙女ゲーマーが作業ゲー嫌いでも、
ときメモGS3はAVGにならなかったじゃないですか。
アンジェリークが紙芝居ゲーになったらもうオワリですよ。
いくらなんでも...うーん、初代はまあ、舞台設定や大筋のストーリーはありますが、
守護聖との物語というか、シナリオらしいシナリオが特に無いですから、
紙芝居ゲーにするとしたら、大幅に新規シナリオを書下ろさなければならないから、
やらないとは思いますけどね...
次に心配なのが声が変わらないどうかですね。
これは世の乙女ゲーマーの多くが気になることじゃないかな?
SLGかどうかを気にする人は少ないけど、
キャストを気にする乙女ゲーマーは多いですよね。
まあ、私は普段はそこまでキャストを気にしないけど、
元々あった声が変わるのがやはりね...
しかも、もう20年も同じ声なのに、急に変わるのはね...
優希比呂さんの声じゃないマルセルは果たしてマルセルなのか...
絵に関しては、個人的にまったく気にしないですね。
私のような素人でもわかるくらいひどい絵じゃなければいいという感じです。
でも絵師にこだわる人も結構いるようですね。
はたしてどうなるか...
★フルリメイクへの期待★
とりあえず何といっても、私はゲームシステムが心配ですね。
いくら今の乙女ゲーの主流が
絵と声とシナリオだけで勝負する簡単な紙芝居ゲーだからと言って、
アンジェリークのフルリメイクもそれに合わせて、
今風の絵.流行りの声優.シナリオだけを楽しむ簡単な紙芝居ゲーにして、
そういうゲームと同じ土俵で戦おうとしても、無駄だと思うんですよw
例えば、うたプリのアニメが好きな層がアンジェリークのキャラに興味を持つとは思えないしw
結局アンジェリークは元々古いゲームだから、古臭くならないわけがないですw
オトメイトの紙芝居ゲー「アンジェリーク 魔恋の六騎士」も全然売れてないしね。
ときメモGSのように、
普段乙女ゲーばかりやってるような乙女ゲーマーだけじゃなくて、
どうぶつの森をやるような、一般寄りの女性もやる乙女ゲームを目指したほうが
アンジェリークには合ってるんじゃないかな...
それならゲーム性は有ったほうがいいと思いますけど。
いかに、昔一度でもアンジェをやったことがある人に
興味を持たせるか、というのも重要じゃないかな。
あと、Special2のように、難易度設定ができるといいなぁ
初心者は手軽なイージーモードで、
経験者はハードモードでプレイできる、みたいな。
(ときメモGSも搭載すべきだと思う)
根本的な遊び方と声が変わってなければ、
あとはどんなに変わっても、どんな新システムが追加されてもいいです。
アンジェリークの本編のシリーズは全部SLGで、
毎回、守護聖の力を借りてなにかを育成するゲームですけど、
毎回育成のシステムは違いますからねw
★ついでにアンジェ本編シリーズのゲームシステムについて語る★
まずはSpecial2。これは完全に初代のパワーアップ版のシステム。
「GS1→GS2」みたいな感じです。
無印の後の物語で、新たな女王試験の話で、主人公もライバルも変わった。
育成のシステムに安定度の概念が加わり初代に比べてちょっとだけ複雑になった。
あと最初のライバルとの会話で難易度が設定でき、
ハードモードが本当にハードでした。
あと主人公の性格を元気、温和、勝気の三つから選べて、
重要な恋愛イベントでの会話がその性格専用です。
このシステムがいちばん好きでした。
あとキャラとキャラとの関係性に関する会話が細かい。
仲が悪い守護聖達を仲良くさせることができる!つまり人間関係を裏で操作できるw
初代は超シンプルなので、個人的に、Special2が一番洗練されてて好きです。
シンプルはシンプルなりの良さがありますがw
次は本編第3作のトロワ。トロワはPS2なので、いろいろ前作から進化しました。
「遥か2→遥か3」みたいな感じかな。
攻略対象が16人もいるのに、イベント、台詞の量が半端じゃない!
絶対一回のプレイでは全部見れない。ときメモGSと同じボリューム感ですね。
でもすごくぬるーくて簡単になりました。ライバルがいなくなって、
決められた日数で育成のノルマを達成できるかどうかだけです。
決められた日にエンディングを迎えるので、自由度がさがった。
時間的に、どうしても全股ができなくなったのですw
あと正直、時々入るメインストーリーのイベントがつまらない上にちょっと長い。
そして初見プレイヤーには不親切で理解しにくいのであまりお勧めできない。
やはりアンジェリークはシナリオで勝負しちゃいかんw
育成のシステムは合体育成(?)で建てた建物が面白い。
でもライバルが居ないので本当に達成感が無い...
トロワの良さや特徴はやはりデートに関するシステムだと思いますw
日曜日のデートのあの主人公と男性キャラのポリゴンが
並んで歩くシステムは結構新しかったと思いますw
私はポリゴン賛成派で、このゲームのポリゴンは動きを見る用で、
アップにはならなくて、普段は2Dの立ち絵が出るので、いいと思います。
このデートのシステムはがんばった感があって好きだなぁw
DS版GS2が大接近モードを追加したみたいに、
とにかく目新しいデートシステムを作ろうとしたのがいいと思いますw
あと実はトロワのデートが一番ネタ選択肢が多くて面白かったです!
相手の反応も面白い。ときメモGSのデート選択肢並に面白いのが多い。
そういうのを求めてる私にとっては、トロワのデートの選択肢が一番秀逸ですね。
そして最後の本編ゲーム、エトワール。
ゲームシステムのリッチ感がなくなって、トロワから退化しました。
「遙か4→遙か5」のような感じです。
原点に回帰などと書いていたけど、単純にコスト削減されたと思いますw
育成もライバルがなくて簡単ですが、育成するにつれて、
その星の発展していく様が見られるところはいいと思います。
トロワは新しいデートシステムがあったけど、
エトワールは...昔みたいな、選択肢を間違えると終了、のシステムに戻った。
まあ、そんなに悪くはないのですが...トロワのデートシステムを
もっと進化させたのがよかったな。もっと臨場感あるものにするとか。
エトワールはエンディングのアニメムービーがものすごくきれいです。
ゲームシステムは普通w 一番のガッカリポイントは、
たぶんライターが変わったからだろう。キャラクターの口癖とか残ってなくて、
一部のキャラがなんか違う人になったことですw
そしてデートの台詞とか、内容が楽しいという印象があまり無いw
トロワはたとえば星見の塔に色んな占いがあってネタ選択肢があって楽しかったのですが...
全体的にSpecial2のシステムが一番好きで、
トロワのデート選択肢のセンスとデートシステムのがんばった感が好きですw
やはり2からトロワまでがアンジェリークの全盛期でしたなw
その間の外伝RPG「アンジェリーク 天空の鎮魂歌」も、
RPGとしては凡作以下ですがw キャラクターゲームとしては最高にすごいんじゃないかな
好きなキャラだけでパーティを組めるし、
特殊な状況で、色んなところに行けて、恋愛イベントも特徴的で豊富だし、
エンディングも全員きれいなアニメムービーがあって、台詞も結構いいしね。
今思えば、RPGの乙女ゲーでは、これが全体的に一番いいゲームだと思いますw
乙女ゲーが外伝でちゃんとしたRPGを作るなんて、今はもうなかなか無いでしょう...
だらだらといっぱい書きすぎた...
とにかくアンジェリークのフルリメイクの情報に注目していきたいと思います。
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