ときメモGS3PSP版のプレイ感想(主に小悪魔について

先輩組の小悪魔ルートのネタバレあり

GSシリーズの(たぶん)廃人プレイヤーであると同時に、
女主攻めが大好きで、S女向けゲーを望んでる身として、
今回のPSP版ときメモGS3のきまぐれプレイシステムの小悪魔には
とても期待せずにはいられませんでした

小悪魔について、結論から言うと、
十分よくできてるが、私の期待値が高すぎた、と思います。
やっぱりなんか、後付け感があります。
(実際、後付けの新モードなんだからしかたないけどw)
内Pがインタビューで言ってたほど、別にサド・マゾではなかったと思いました。
小悪魔のレベルが上がる時に、専用の追加イベントが起こります。
LV1になった時→校内で会話するイベント
LV2になった時→寝る前に電話が掛かってくるイベント(友好状態以上のキャラ限定)
LV3になった時→バイトの帰り、送ってくれるイベント(好き状態以上のキャラ限定)
あと、修学旅行に関する追加イベントと、家デートの専用追加イベント


新規追加された、きまぐれプレイに関連する主なイベントは以上の5つだと思います。
そういう、新規追加された小悪魔主人公用のイベントはよかったです。
設楽はバイト迎えと家デート追加イベントが特に面白かったです。

家デートの主人公の台詞:「え~。聖司とわたしの仲じゃないですかv」はすごかったw
一応、GS3で一番好きなキャラは設楽で、その次に好きなのが玉緒ですが、
小悪魔用の玉緒のイベントのが可愛いすぎて、最萌になりかねない感じでしたw
小悪魔LV1の玉緒イベントの主人公の発言、マジパネェ、です↓

スキを見つけたら襲う、いつも狙ってる、だと?w
なんか、玉緒の小悪魔用追加イベント、全部面白かった気がします。


上記のような、専用の追加イベントはいいんですよ。
もし、そういうイベントを5つくらい追加されたけど、
そのほかのシーンで、主人公と男キャラのやり取りがマッタク変わらなかったら、
小悪魔プレイしてる実感が無いし、小悪魔プレイの意味が薄くなります。
だから、個人的に、そのほかの日常イベントでの台詞の変化のほうが重要だと思います。

上記の追加イベント以外、今回のきまぐれプレイの仕様はこんな感じです:
LV4になった後→一部の日常イベントなどのやり取り・台詞が変わる
(また、デート中のアプローチへの反応が一部変わる)


つまり小悪魔LV4になった後が本番だと、私は思っていますw
それで、一体、どのくらいのイベントの台詞が変わるか、試して&調べてみました。
下校誘われ、デート誘われ、彼の誕生日、
バレンタイン、呼び名変え失敗、デートすっぽかし

おそらく、主にこの6つのイベントの台詞が変わると思います。
(ほかにもあるかもしれないけど、私はまだ発見してません)
結構たくさんのイベントの台詞が変わるのはいいですが、
あまり変わったようには見えない台詞もあるのが惜しいですw(ネタ切れ感が…
小悪魔用の設楽は本当に、あまり変わらなかった…

例えば、デートすっぽかしの留守電、小悪魔×設楽版
「のっぴきならない事情があったんだろうな?今すぐ説明を要求する。
 言っとくけど、生半可な理由じゃ、納得しないからな。覚悟しとけよ?」

これ、変わったのはいいけど、前の宇宙人ネタのほうが正直面白くて好きでした…w
逆に宇宙人ネタのほうが、責められ感が薄くて小悪魔用の台詞に相応しいと思うのですがw

それから、誕生日プレゼントを送るイベント、
小悪魔LV4になると、友好でも、ときめきでも、台詞は同じなんですよね。
◎小悪魔×設楽ver.(友好以上共通)
「呼び出しちゃってすみません」
「いいよ。察しはついてる」
「ふふっ。じゃあこれ。誕生日おめでとうございます♥」
「これはご丁寧に。開けるぞ?」
◎通常の友好状態の設楽ver.
「すみません、呼び出したりして」
「まったくだ。それで?」「設楽先輩、今日誕生日ですよね?これ、プレゼントです」
「……ああ、そうか」「開けてみてください!」
小悪魔版は確かに、友好版よりは小悪魔っぽかったです。
設楽の態度が少し軟化しています。
でも、通常のときめき状態の台詞ほうがやはりよかったと思います。
◎通常のときめき状態の設楽ver.
「すみません、呼び出したりして」
「なんだよわざわざ」「誕生日プレゼント渡したかったんです。はいこれ」
「ふぅん、覚えてたか」「………………」
「……なにニヤけてるんだ」「そんなことないです」
「いや、ニヤけてる。むしろ、してやったりみたいな顔してる」
「そんなことないですって。いいから開けてみてください!」
あれ?通常ときめき状態のが小悪魔っぽくね?
小悪魔LV2の電話イベントでも、「おまえ今、ニヤッとしただろ」って言われてたし。

あと、小悪魔LV4なら、設楽を「セイちゃん」と呼べるのかと期待したら、
「無理。やり直し」(※註:小悪魔用の新台詞)って言われました…
せっかくだから、このイベントの台詞も詳しく見比べてみましょう。
◎小悪魔×ときめき設楽ver.(小悪魔×友好は別台詞)
「セイちゃん」「それ、俺を呼んだんだよな?」「はい♥」
「はいって、おまえ……いくらなんでも……無理。やり直し」
◎通常主人公×ときめき設楽ver.
「セイちゃん」「……今の、俺を呼んだんだよな?」「そうですけど……」
「………………一応シミュレートしてみたけど無理だった……」
正直、これも通常版のが面白いし
態度も柔らかくないですか?w(一応シミュレートしてくれたしw
なんかさ、小悪魔主人公も天使主人公も、よく語尾にハートマークが付くけどさ、
ハートマーク付けとけば小悪魔っぽくなるって思ってるんですかねー
設楽の台詞は元々面白いのが多かったので、
小悪魔になったら逆に面白くなくなったりしてて、
個人的に、なんか、ネタ切れ感がすごかったですw

先輩組の上記の6つの「台詞が変わる」イベント、ほぼ全パターン見ましたが、
対小悪魔の設楽は本当に、若干、本当に若干控えめになっただけで、
そんなに変わらなかったと感じました。
やはり先輩だから、主人公もそこまで強く出ることができないからでしょうかw
王子組の小悪魔LV4イベントも少し見ましたが、
下校待ちの選択肢に「家までお送りします、でしょ?」とかがあって、
女王&召使ごっこ(※あくまでごっこ遊びだから、全然サドっぽくない)
のような台詞が多くて、変化が大きかったような気がします。
変わりすぎてキャラ崩壊したら、それも駄目ですが、
せっかくの新システムなのに、変化が少ないのもなんかね…

あとやはり、ほかのスチルイベントとかの内容、全然変わってないように見えたので、
小悪魔主人公と辻褄が合わないイベントに出くわします。
たとえば、玉緒の新スチルのバスイベント…
そのイベントを見た時、うちの主人公は小悪魔LV4だから、
「……君はいつもそうだな。どんな時も控えめで」って言われたとき、
思わず「ひ、控えめ…?!なんでやねん!」と突っ込みましたw
そういうことはとてもよくあります。
あとたとえば、ルカのときめき初詣のこれ、
「あのさ、こう……手を前で揃えて、首をちょっとこう、傾げて?」
「えぇと……こんな感じ?」「それだ……ヤバい、ギュってしたい」
ルカは元々そういう台詞がちょくちょくあります。
そういうやり取りはあまり好みじゃないので、
小悪魔LV4になれば、見なくて済むのかと思えば、
当然そこまではフォローされてませんでした。
とにかく、小悪魔用イベントでは強気だったり積極的な主人公が、
ほかの共通イベントで恥ずかしがり屋になったり、従順だったりします

そこがプレイしてて一番ガッカリと感じるポイントでした…
(せっかく悪魔プレイしてるのに、この主人公、まだこんなこと言ってるの?みたいな)
やはり小悪魔モードは後付けだから、どうしてもそうなっちゃうんでしょうな。
まあ、違和感を完全に無くすのはとても難しいと理解できますが、
やはり惜しいと感じてしまいます。
もし、GS4もきまぐれプレイシステムを採用することになったら、
今度は後付けじゃなくて、最初から、主人公の性格は変わる、とわかっているわけだから、
もっと違和感が無い小悪魔主人公が書かれるかもしれません。

冷静に考えれば、やはり私、小悪魔プレイに高望みしすぎたんですよw
(女主攻めゲーに飢え過ぎた副作用www)
内PがインタビューでSだの、虐げるだの、女王様だの言ってたから
誤解したんじゃないですか~w もうヤダヤダ(ニーナ風)
まあ、あっちは期待を煽るのが仕事ですからね…
わたしが発売前にツイッターで小悪魔プレイについて書いたこと:
「主人公が設楽にからかわれる「ときめき会話」が
 小悪魔モードではすべて逆の立場になるというのなら理想的。
 新規イベントはあるだろうけど、既存が変わるというのはありえないけどね…w」
既存も変わったけど、主人公が設楽にからかわれるイベントはそのままでしたね…w

きまぐれプレイ以外の新システムについて
◎アプローチ:思ったより本当に面白かった。
 でもアプローチできるチャンスが多すぎて(DS版より多い)台詞が途切れ途切れになる。
 そしてDS版よりテンポが悪い。じりじり近付く必要があるので、
 気軽に迅速にタッチして終わりってわけには行かない。
 どこ触ってるのか、なにやってるのか、DS版以上によくわからない。
◎デートコミュ:まあ面白い。発生条件が謎すぎる。
 台詞の内容そのものはとってもいいけど、細切れにされすぎな気も…
 発生率に反して、台詞の分岐のパターンが細かすぎて、全部見ようとすると大変すぎる。
 あと、クライマックスで100%になっても何も無いのが残念。
 クライマックスが大接近と被っててちょっと面白くない。
◎PSP版大接近モード:
 よくできている。コツ掴めば超簡単。
 100%になったらヒマになって、歩き終わるまで待たないといけないのが難点
 あと、なぜぐるぐるタイムに対応するモードが無いんでしょうか?
 それが無いと、落ち着いた口調で「着いたか」と言った後、
 設楽が急にはぁはぁしだすことになるから、おかしいっしょwww
◎Live2D:
 設楽以外の5人はかっこよくなったと思いますw(あれ?設楽は…
 Live2Dの設楽の顔は、俯きがちになる時、時々すごくブサくなるように感じますw
 あれ、なんとかならなかったんですかねw
 たまちゃんはすごく可愛くなったのに…wセイちゃんは…
 ぬるぬるは確かにいいものですが、
 隠し攻略対象のタイラー、藍沢、太陽は動かないし、手のモーションも無いので、
 なんというか、限界を感じました
◎ボーイズライフ:個人的に、やはりキャラの音声はあったほうがよかったです。
 ラブプラスのLPMは音声があるので、ずっと画面を見つめてなくても、
 ほかのことをしながらでも、キャラが何してるのか把握できます。
◎新キャラ:小悪魔ルートよかった。びっくりする顔が可愛かった。
◎その他:メインキャラの6人にそれぞれ2枚のスチルが追加されて、
 ADVも色々増えたのはいいですが、
 大迫、タイラー、藍沢、太陽に追加スチル/イベントが無いのはいただけなかった。
 やはり隠しの人数が多いからでしょうね。
 (1と2の移植の時、千晴は新スチルあったし、赤城は新ルートもあった)
 こうなるくらいなら、隠しキャラは最初から少数精鋭で行ったほうがよかった気がします。

なんか愚痴・文句ばかりになったような感じですがw
いや、移植にしては、本当に盛りだくさんの内容だと思います。
単純に量でいえば、1と2のDS移植の時より、追加イベントは多いと思います。
ただわたしが悪魔主人公に期待しすぎて、少し落胆しただけですww

最後に、小悪魔LV4×設楽で、
下校待ちイベントで一番萌えたと思ったやり取りを貼って締めますw
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Author:ホシカゲ
台湾人の女攻め厨ゲームヲタクです。
日本語の練習を兼ねて
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